天使のむすめのこと(11)誰もが予期せぬ、突然の出産。

こんにちは。永嶋泰子です。

9日間も寝たきりだったからかやたら腰が痛い。

しかも長いこと排泄もままならない状況。

母に来てもらい腰をさすってもらおうと「面会時間よりも前に来てもらえる?」とメールを送ったのでした。

いま思えば、すでに陣痛だったのか。

そして昼食。

いつものようにお腹の赤ちゃんに話しかけながら食べていると、猛烈にお腹が痛くなったのです。

ナースコールをし看護師さんに排便かもしれない旨を伝え、ベッドごと別室に運ばれました。

..

….

誰もいない物置のような部屋に一人。

すると明らかに排便とは違う鋭い痛みが私を襲いました。

痛くて、

痛くて、

すぐにでも来てもらわないとどうにもならぬ痛み。

ナースコールを押し、看護師さんに助けを求めます。

到着した看護師さんは異変を察知します。

腰が痛くて痛くて
「お願い!腰をさすってください」と懇願する私。

看護師さんは腰をさすってくれ、さらに応援を呼びます。

呼吸が荒くなる。

息苦しい。

これは…

「ちょっと待ってね、ちょっと待ってね」と言って看護師さんは私のお尻を抑えます。

「まだよ、まだ我慢してね」

ベッドごと分娩室へ。

バタバタと人が集まり私はいつの間にか分娩台。

「先生呼んで!」という声も響き渡ります。

そして主治医と女性の医師が到着。

気がつけば私の周りに看護師さんが集まっていて、外では到着した母に「娘さんは中にいます」と説明する声。

とにかく私は苦しくて苦しくて

「14時57分」という声が聞こえましたが

バタバタと展開していく物事に誰もが追いついていない様子。

……

数分経って、「出産は何時だったけ?」と誰かが聞き「14時56分」と誰かが答え、母子手帳には14時56分と記載されました。

けれども私の記憶によると本当は14時57分。

急な出産でした。

永嶋泰子

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