感情を味わいつくした先にあったもの…当時を振り返って。

こんにちは、永嶋泰子です。

感情は味わいつくすことが大切よ。悲しみもね。」

むすめを亡くして8ヶ月経ったころ、頂いた言葉。

当時を振り返りながら、日記を読み返しながらまるで傍観者のように感じている自分に気づいたのです。

あんなに辛かったのに
あんなに悲しかったのに
あんなに毎日泣いていたのに

あんなに…
あんなに…。

それこそ、妊婦に会うのも修行だと感じていた日々。

小さな赤ちゃんはむすめと重なって直視できないのに

やたら見かける。

そして、満員電車に乗って仕事をするだけで異常に疲れる。

そんな日々で唯一安らげるのがむすめに線香を焚いて語りかけるとき。

空に向かって「ママ頑張ってるよ」と言ったとき。

人生でこんなにも辛いことはない!

どうして私だけどん底を味わわなければならないの?

真面目に生きてきたのにこんな仕打ちを受けるの?

神様なんているわけない!

誰も私の気持ちなんてわかってくれないんだ。

そのはけ口を求めて心が揺らぐたびに、母に感情的な電話をし、夫の前で大声で泣いたり
どうにかして辛さをわかってもらいたい、とあがいていました。

その結果、母には「みてるのだって辛いのよ」と言われ
夫には「悲劇のヒロインぶってる」と言われたこともあります。

コントロールできない感情をぶつけて、傷つけて、言葉で自分も傷つけました。

次の妊娠こそ希望だと思い込んでいたのになかなか妊娠できず、生理がきたときはあまりの悔しさにキッチンから包丁を持ち出し、
腹を切り裂こうと包丁の刃をお腹に当てたこともあります。

けれども、死ぬ勇気はなかった。

やっぱり、生きたかった。

格好悪い自分、足掻きまくってる自分。

そして、周りに八つ当たりしてる自分。

どうにもならなかったけれど、いま思うとこれが私にとって「感情を味わいつくす」だったのかもしれません。

本当に辛かったけれど、驚くほどに当時の記録を冷静にみているのです。

記憶は風化するものかもしれませんし、悲しみから抜け出したのかもしれません。

ただ、言えることは「感情を味わいつくした」と言うこと。

そして、そんな私を支え続けてくれた夫、母そして周りの方。本当にありがとう。

感情を出すことは相手や自分を傷つけることもあります。

しかし、心に閉じ込めようとせずに向き合うこともまた、必要なのだと感じます。

自分の醜さや弱さを知ることでもあるけれど大丈夫。

きっと、助けてくれる人はいます。

そして、きっと穏やかな気持ちで振り返る時期がやってくるのだと。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

素敵な午後をお過ごしくださいませ。

永嶋泰子

タイトルとURLをコピーしました