新しい命と応援されるまで(9)性別がわかって泣いた日

こんにちは、永嶋泰子です。

「男の子だね」

性別がわかったのは妊娠17週。

お腹の赤ちゃんは推定体重、159グラム。

…..

「そうですか」

エコーで診てくれた主治医の前では、なるべく平静を装っていたけれど。

病室に戻って、こっそり泣いたのです、

ホッとして..。

実は、気がかりだった性別。

命を授かっただけでありがたくどちらでもいいと思っていたけれど、

心の奥では”男の子がいい”と願っていました。

それは、むすめと重ねたくないから。

仮に無事に出産できたとしてひとつひとつ成長を重ねるたびに

”むすめが生きていたら”と思うのが
悲しくてむすめと重ねることがお腹の赤ちゃんに申し訳なくて

だからこそ、違う性別だということに安心したのでした。

私は、新しい命とむすめを同じものとして考えたくなかったのです。

輪廻転生、生まれ変わり。

もしかしたらあるのかもしれないけれど、

かと言って新しい命がむすめの生まれ変わりとは思えなかった。

けれども性別が同じだったら…

無意識に”重ね合わせてしまいそう”で怖かった。

性別がわかって泣いた日、それは少しの安心を手に入れた日でもありました。

永嶋泰子

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