新しい命と応援されるまで(13)本音が言えた、やっと

こんにちは、永嶋泰子です。

結局、お腹の張りが落ち着いたのは21時過ぎ。

夫は夕食を食べ損ねた私のために、院外にあるコンビニでおにぎりやお菓子を買ってきてくれました。

「こんな時間だけど大丈夫なの?」

「うん、もう少しいるよ」

月曜日でありさらに翌日も仕事。

23時過ぎの最終バスまで側にいてくれたのでした。

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1度夫の励ましに「聞きたくない!」と言い放ったことがありました。

妊娠19週くらいのことだったでしょうか。

不安と恐怖に駆られた私。

「泰子は入院までしてここまで頑張ってるんだから。

たとえダメでもよく頑張ったよ。」
と励ましの言葉をかけてくれたのです。

しかし、

”頑張ったから、ダメだったことも肯定する”ということに

どうしても納得できなかった私。

夫は、私が元気になるように精一杯寄り添って考えた最良の言葉をかけてくれている。

それはわかっていました。

いつもだったら
”せっかく励ましてくれてるのに水を差すようなことを言うのは良くない”と

胸にグッと納めていたところ。

けれども、

大切なことこそ、自分の思うことを伝えなければ。

本音を伝えなければ。

そう思ったのです。

ただ、うまく言えなくて「聞きたくない!」と言い放ってしまいましたが。

….
今度こそは無事に赤ちゃんを産みたい。

ダメだったときのことなんて考えたくない!

それが私の本心でした。

だからこそ、伝えなければ。

励ましてくれたのは嬉しいけれど、私の望む励ましでなかったと。

本音を話すことで夫にも「不安」と伝えられるようになったのです。

夫は、「支える」という最大の応援をしてくれました。

どんなに医師や看護師に応援されても、夫が支えてくれなければありえなかった入院生活。

身近な人に応援されてこそ、「夢」を叶える第一歩に近づくのです。

永嶋泰子

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