こんにちは。

先日、お世話になった方の突然の訃報に
ぽっかりと心に穴の開いてる永嶋泰子です。
何て言うのかな…
「あー、もう会えないんだ」
っていうのが正直なところです。
その方と、実際にお会いしたのは数回でした。
でも、この数回がなければ
いまのわたしはない
と言い切れるほど、
どん底から立ち直るチャンスをくれた方。
出逢いは、2015年でした。
娘を失くして49日経っていない頃。
心に生まれた喪失感・どうしようもない怒り・
何も手につかない焦りをどうにかしたくて
インターネットでグリーフケアを検索しまくっていたときに
見つけたのが、
のグリーフケアでした。
グリーフケアなるものに初めて参加したものでもあり、
一般社団法人The Egg Tree Houseも立ち上がったばかり。
(私が開催2回目の参加者でした)
ファシリテーターのみなさまには
2時間以上、じっくりゆっくり話を聴いてもらって。
このときにはじめて思ったんです。
「話を聴いてもらえる、
それだけで
ラクになれることがある」って。
どん底を救ってくれた存在でした。
.
…
「話を聴いてもらえる、
それだけで
ラクになれることがある」
その思いは、
いまの活動にも活かされています。
わたしにとって
【対話】
は欠かせないもの。
イベントも講座もセッションも
参加者の方にシェアタイムや
話していただく時間を設けているのは
「話を聴いてもらえる、
それだけで
ラクになれることがある」
から。
.
…
わたしは、はたからみると
いつも前向き
ポジティブに進む人
というイメージがあるようです。
でもね、本当はそんなことなくて。
「意外だね」
なんて言われるんですけれど
過去のことをうじうじ考えるクセもありました。
それこそ、10年以上前のことを
ありありと思い出しては
どんより落ち込んだりしていたのです。
だけど、うじうじをやめると決めれたのは
「話して
過去とよい距離を保つ」
ことを学んだからです。
まさに、グリーフケアでの経験が
いまに結びついているんです。
わたしだって、
マイナス思考に囚われるときもあるし
どうしようもなく落ち込むことはある。
でも、グリーフケアでの経験が
「経験を活かす」
【強み】
がわたしにあることを教えてくれました。
.
…
もう、お逢いすることはかなわないけれど
きっと見守ってくださっていると思います。
わたしは、
多くの女性が
【好き】
を見つけて
【好き】
を活かしてイキイキと活動できる
基盤を作っていきます!
人との出逢いは奇跡。
感謝でいっぱいです。
ご冥福をお祈りいたします。
本当に、ありがとうございました。
