こんにちは、レジリエンスの専門家 泰子です。
変化はすぐに起こる、ただし自分が抵抗しなければ。
というお話をお届けさせていただきたいと思います。

「変わりたい!」と思ったら、すぐに起こすことはできます。
ですが、私自身も経験があるのですが「変わりたくない」「変わるのがこわい」という思いが溢れてきます。
なぜなら、やはり行動することは怖いからです。
わたしたちは失敗する事への恐怖心がすごく植え付けられています。
私自身、33歳で第一子を亡くしたとき、次に進みたいと思っていたけれど‥‥
「でもまた同じことが起きたらどうしたらいいの?」と恐怖に苛まれていました。
私の場合、お母さんになりたいと思っていたのですが子どもを亡くす恐怖に恐れていたのでした。
しかも、私の体は妊娠しづらく、妊娠継続しにくい体でした。
だから、私が原因でまた子どもを失ったらどうしよう。
その恐怖に追い立てられていました。
そして実際に、新しい命を授かったときには子どもを亡くす恐怖は出産するまで続きました。
血まみれになった夢を見てうなされたり、眠れなくて精神科医に相談したり。
「どうして私ばかりこんなつらい目にあうんだろう」と思ったことは一度や二度ではありません。
でも、怖かった新しい一歩をふみ出したことで、私の世界は少しずつ変わっていきました。
主治医や助産師が強く強く応援してくれるようになり、私自身も妊娠30週を超えたころには
「大丈夫」という根拠のない自信まで生まれてきたのです。
「変わりたくない」と思って生きてきたけれど、行動をしたら変わらざるを得ない状況になりました。
ですが、その状況が私に「成長」をもたらしてくれたのです。
いつだって、成長は逆境のなかにあります。
今日お伝えできることはただひとつ。
逆境を恐れないで。
必ず成長できる種があるのだから。