こんにちは、レジリエンスの専門家 泰子です。
33歳で第一子をなくした逆境から希望を見いだすまでの方法を日々お伝えしています。
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ポイントは感情をコントロールしようとしないこと

頑張ってる、でも結果がともなわないということはありますよね。
もちろん、私も数えきれないほどあります。
細心の注意を払っても、転んでしまうこと。
33歳で子どもを亡くした経験から、同じあやまちを繰り返さないように気をつけていました。
私は、子宮奇形があるため切迫早産になりやすいのですが、なるべく体を冷やさないようにしたり、動かないように心がけていました。
第二子を授かってからは、それはそれは気をつけて生きていました。
ですが、前回よりも症状は重く、妊娠4カ月からの管理入院。
どんなに気をつけても、検査のたびに医師の顔は暗く、私も落ち込んでいました。
「どうしたらうまくいくんだろう」
「どうしてダメなんだろう」
そう思うたびに落ち込んでいたのでした。
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でも、あるときから落ち込むことをやめたのです。
正確に言うと
「どうしたらうまくいくんだろう」
「どうしてダメなんだろう」
という問いをやめたのでした。
なぜなら、この問いは自分を落ち込ませるものだから。
ならば、まずは落ち込まない問いを自分に投げかければいい。
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かわりにこんな問いを自分にかけてみたのです。
「今日1日を乗りこえるために、できることはなんだろう?」
とにかく24時間を乗りこえることに集中しました。
1日1日がとても長く、つらい道のりでした。
ですが、続けていくうちにふっと心が軽くなる瞬間があり、「もう大丈夫」と確信が生まれたのです!
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感情はコントロールしようとしない。
なぜなら、感情を制御することは不可能だから。
そうではなく、自分にとっていい感情が生まれる「問をたてる」ことに集中する。
そうすれば、すぐに逆境はひっくりかえらなくても、希望へ舵を切ることができます。
ここまで読んで下さりありがとうございました。何か参考になれば幸いです。